高品質を意識する

ダンボール

引越し料金の変化として特徴的なことは、これまで一貫してデフレ傾向にあったものが、最近になって少しずつインフレ傾向にあるという事です。バブル期以来、日本全体がデフレ傾向にあったという事もありますが、引越し業界でも「少しでも安く」というスタイルが主流になっていました。その為、各引越し業者はこぞって低料金化を進め、利用者も少しでも安い引越し業者を探して選ぶと言った流れになっていました。 しかし、最近ではデフレが落ち着いてきたこともあるのでしょうが、少しずつ「高品質」をウリにしたサービスを提供する引越し業者が登場してきています。これまでとは打って変わり、料金は高くとも安心・安全なサービスを提供するというもので、これが意外にも人気が出てきています。

これまでの傾向として、「顧客確保が最優先」という姿勢の引越し業者が非常に多くありました。根本的には企業なのでそれは大切な事なのですが、利率を下げてでもシェアを広げることを良しとする姿勢になっていた為に、市場全体には決してプラスの状況と言う訳では無かった事は確かです。 利用者もはじめのうちは安さに満足していましたが、徐々に安いだけでは物足りなくなり、プラスワンのサービスを要求するようになってきました。その為、大手の資金力のある引越し業者以外は大きな痛手を負うようになり、倒産していったところも多くありました。その後、徐々に景気も回復し、低価格競争も落ち着きを見せていました。 このように、質より費用という流れから費用よりも質に変わり、更に質も費用もというニーズへと変化してきました。